裏技 その4
ここしばらく打ち出しの作品が多いのですが、工程の一部を短縮出来る裏技を大公開。
灰色の粘土のようなかたまりは「ヒートフォーム」と言う熱軟化樹脂で
普通お湯で温めて石留め加工の時などの固定に使うのが定番の新素材です。
かたまりを温め地金を置いてアウトラインを写して、中を彫刻刀で彫ります。
彫った凹型は冷水に入れて冷やしておいて…もうひとかたまりのヒートフォームを
温めて凹型に押しつけ、冷水で急冷して凸型を作ります。
この凸凹型の間に地金を入れて重いゴム槌などで叩いてプレス・
凸が出にくい所は出しタガネで打ちます。
最後はやはりヤニ床に付けて微妙な部分を打ち出します。
*ちなみに伝統工芸の世界では裏から打つのは「ブッタタキ」と言い邪道とのこと…
部屋で咲いてるブーゲンビリア
ちょっと春
震災の精神的ダメージで何かと手に付かず引きこもっていましたが、
久しぶりのイイ天気で散歩に出るとあちこちで春が芽吹いておりました。
水仙の蕾
フキノトウも採れました
ネコヤナギはまだ小さいです。