今日の目玉です !!
この前買ったカバの歯のNG部分を生かして、目玉作ってみました。
右端は象牙ですが、カバの歯は象牙より硬くてキメも細かい感じです。
糸鋸でスライスして小さな円筒状にまず削りだし、真ん中に穴を開けます。
黒珊瑚を細長く切り出し、ドリルに付けて回しつつ削り鉛筆の芯状にして
差し込み接着、半丸に削り、磨き、完成。 さーこれで何作ろうかな〜
雪がどんどん溶けてます。
Earth candy メイキング 3
前回に引き続きメイキング 3 です。パーツがすべてそろいました。
前回の記事のように2パーツを摺り合わせて、
先に組める所はロウ付けしてしまいます。
次は舌のパーツにテクスチャーを入れます。
よく特殊な方法があると思われるのですが、
実際はヘッドルーペを付けて上の針タガネで
間隔が一定になるように押しつけて点描します。
まず舌を裏から付けて、その後パーツを合わせ
カラゲ線で止めて一度でロウ付けします。
硫酸で洗い、ロウ付け跡をキレイに削り取ります。
その後、石留め→ヘラ掛け→磨き→黒燻し→磨き。最後に
石の座を止めてある線を曲げて座る位置に合わせます。
気づかないと思いますが、この段階では微妙に顔の形が
違っています、イメージしたより若干カエルっぽかったので
最終的に輪郭に少々手を入れ完成となりました。
いったい何匹いるのでしょう?
彫金の奥義 11
メイキングの途中ですが、制作の奥義を一つ公開します。
写真のリングはもう一昔前ですがJAP工房のKAZUMAブランドのために
製作した、メカ風味のリングです、このようないろいろな形のパーツを
一つずつ隙間無く摺り合わせ貼り合わせてゆくのは、手先の感覚や
目分量だけではかなりキビシイ作業になります。
曲面どうしを隙間無く摺り合わせる場合
まずは大まかには目分量で削り合わせます。
奥義の普通の朱肉、まるでマジックの種明かし。
削らない方の面に朱肉を塗って、パーツを置きます。
朱肉が付いている所だけ削り、何度か繰り返して
大体均一に朱肉が付くようになればよいのです。
ためになるね〜
Earth candy メイキング2
前回に引き続きメイキング2です。
銅のパーツを切り出して・谷折りします(中写真、上の板は谷のカーブを曲げるための
適当な板を削って作ったタガネ・石の覆輪パーツと谷折りしたあと曲げた舌パーツ。
キャンディーの金パーツ、この部分だけは金ロウで付けます。・大きい方の石の覆輪・
銅のパーツは服に当たらないように、内側に銀の角線の輪を凸るように付けます。
顔の裏パーツ・凹に曲げ・摺り合わせます。
トップ金具、まず凹ませて・曲げます、ペン書きしたところに付きます。
平行して目のパーツを貼ります。(溶かした半丸粒を貼って後で削る)
さらに次回に続きます・・・
Earth candy メイキング1
ここしばらく、twitterとflickrで忙しくて、すっかり
ブログの更新が少なくなっちゃったので。
先日のo-da-iクラフトで作った作品のメイキングを
しばらくアップしようかと思います。
初公開のラフスケッチ・次は地金取り手足を閉じて切り出し面積を小さくします。
手足を開いて・削ったり・たたき曲げたり・穴開けたり
サインプレートと大きい方の石を取り付けるためのしっぽを付けます・右の赤い石
まだまだこっちは冬景色。 次回につづく・・・
裏技 その2
久しぶりに仕事の裏技を一つ伝授いたします。
一見何の変哲もないただの半丸ヤスリですが、
これが、今日の裏技道具です。
だいぶ長いこと使い込んで削れなくなったら
今度は紙ヤスリの♯1000〜2000で完全に
歯を落としてしまいます。このツルツルにした
ヤスリが擦って使う仕上げ用のヘラになるのです。
同じ物で丸ヤスリバージョンも作っておくと
ちょっとした所の仕上げに効果的です。
仕上げに電動工具を使うと光がキレイに
出ない時にはやはり手道具で仕上げるのです。
今マイナス7度ナリ、薪ストーブは暖かい
Twitterはじめました
根がミーハーなのでtwitter始めました。
PC導入してやっと1年、ブログ、ツイッター、
フリッカー、すでにオーバーキャパシティ
なのですが毒を喰らわばば皿までもです。
O-DA-I CRAFT
僕がリスペクトしている
ソフトマテリアル作家の方々が
最近立ち上げた今もっともアツイ
クラフトムーブメントです。
で、僕も即参加!!
いろいろなジャンルの方々の
参加をお待ちしております。
目指すはポップアートクラフト