銀の鈴 完結
ナナカマドの実が鈴なりです、で、銀の鈴パート4完結編です。
ロウ付け跡をヤスリ・丸キサゲ・細丸ヤスリで綺麗に消していきます。
表面が綺麗になったら・火を当てて・希硫酸に入れて洗います。
ヘラをかけ(光らせ、表面を硬くします)・硫黄やら塗りまして・熱湯を入れると...
真っ黒け・研磨剤を付けて磨くと・・・・・・・・・・・・・・・・・・完成です。
鈴の音は(大きさが同じ場合)、使う板の厚さと、穴の大きさ、中に入れる玉の大きさ、
で、変わりますが、同じに作っても手作りの鈴は一つずつ違う音になってしまいます。
でも、どれも優しい綺麗な音で鳴ります。
写真を撮りながら(撮ってもらったり)作っていたので、たいてい1日で出来る鈴が
2日かかってしまいました、写真も全部で800枚近く撮って、その中から
80枚ほどに厳選し、さらに編集して半分ほどにしたのでほんのあらすじに
なってしまいました、又、細部技法などは別の機会にポストしていこうかと...
銀の鈴 3
鈴メイキングパート3です。
トップ金具の位置を平面に削り・カラゲ線で留めて・ロウを置いて溶かします。
中心に切り目を入れ・ドリルで2つ穴を開けて・穴まで鋸を入れます。
純銀の玉を選びます・玉を中に入れて・穴の大きさを調節します。
上下パーツを合わせて留め・ロウを置いて溶かします。
(中の玉がつかないように溶かすのがポイント)
半面付いたらカラゲ線をはずし裏もロウ付けします・上下パーツが付きました。
完成は近い・・・つづく
銀の鈴 2
引き続き鈴メイキングパート2です。
地金に円を描いて・糸鋸で切り出します。・×2枚
バーナーでなまして・鹿皮をしいて丸凹の金型に丸凸のタガネで
打ち込みます。・サイコロと矢坊主と言う道具です。
サイコロだけでは丁度のサイズの半円は出来ないので・
ヒートフォームと言う熱変形樹脂をお湯に入れて、・
熱いうちに矢坊主を押しつけて凹を作ります。
打つたびに火でなまして・成形していきます・球になって来ました。
トップ金具の位置にマークしておきます・摺り合わせ面を平らにヤスリます・
本体パーツが出来ました。
パート3へ続く・・・
銀の鈴 1
日に日に秋らしくなりますが、久しぶりにメイキングをアップします。
今回は銀の鈴を作ります、熊除け用には音が少々やさしすぎですが。
まずトップ金具からです、常に始めは線材も板材も火でなまします。・
3㎜線に巻き付けて・糸鋸で切ります。
火でなまして・傷つかないよう鹿皮でつつんで成形・丸環完成
2.5㎜線を先細く削ります・その先に丸環の座にする溝を入れます。
鉄の針金(カラゲ線)で仮留め・銀ロウ(銀用ハンダ)を置いてバーナーで
溶かして付けます。・糸鋸で先を切り離してトップ金具完成です。
パート2へ続く・・・