必携ヘッドルーペ
もう10年位前になりますが、上野のガード下のお店でたまたま売ってた
カールツァイスのヘッドルーペです。見つけた時点ですでに廃盤品?で
今はネットでも見つからないレア物なのです。どこがレアかと言うと
まずレンズがガラスなのでキズが付かないのと、あとはオデコに
当たる部分の構造が最近のとはちがって実に着けやすいのだよ。
と、書くとまったく持ち物自慢っぽくなっちゃいますが、
普通に売ってるヘッドルーペでも意外と使っていない人が多くて
彫金をしている人や細かい細工をする人には必携の一品であります。
毛彫りや石留めは当然ですが、案外刻印打ちやロウ付けの確認に
威力を発揮する物なのです。
装着してるトコ
トマトの花
便利な道具
御徒町の刃物屋さんで見つけたナイフメイキングに使うミニトースカン。
鋼材のセンターラインのけがきに使うのですが、この大きさが彫金には
ちょうどいい具合で、普通に使用するデバイダー(左上)より頑丈なので、
強く深い線引きが出来るのでとても便利。
今年は暑かったり寒かったり
スグレモノ
写真の作品は2007年にJAP工房のKAZUMAブランドで制作した
カニ風味のリングです。 キャスト原型の制作は、一点物作品と違い
基本的に細部まで滑らかで無傷に仕上げなければNGになります。
'スーパーストーン'と言う、新素材の
リューター用の先端工具です。
これをバイスの先に取り付けると
ペンタイプの紙ヤスリとして使え、
とても便利。ちっと高いけどね
細かい仕上げの裏技