新年あけましておめでとうございます。

昨年はミラノコレクションのお仕事などいただけ想定外の年でございましたが、
調子に乗る事なく、相変わらず精進する所存でゴザイマス。

今後ともいっそうの御愛顧を賜りますよう、
本年もよろしくお願いいたします。

いつになく忙しかった令和元年の年の瀬、まだまだこのお仕事でガンバッておりますよ、
これもひとえに僕の作品を支持して下さるお客様のお陰でございます。
今年も変わらず神の御心が地上に降り注ぎますようハレルヤ！ハレルヤ！


今年は雪が少なくて暖かめのクリスマス。皆様よいお年をお迎えくださいませ。

毎年企画展に参加していた愛知県の悠遊舎ぎゃらりぃ さんが
北海道へ引っ越させて悠遊舎ぎゃらりぃ SAPPORO をオープンされました。
なので、今年は初の北海道作品展となります。詳細は→HP NEWS

【開催期間】

2019年12月14日（土）～25日（水）
作家：井上陽介、常名泰司、長井一馬
木曜・金曜休館／10時　-　18時
【開催場所】
悠遊舎ぎゃらりぃ SAPPORO 

〒003-0025
北海道札幌市白石区本郷通11丁目
北1番1号 サンフラワーズ本郷 A 1階 

【問い合わせ】
TEL＆FAX：011-839-2277


今年の作品「吐く人」「水守」他、「機動隊」「悪魔」など25点展示致します。


北海道は長野のウチら辺りと同じくらいの寒さかと思うのですが、
皆様温かくしてぜひぜひお越し下さいませませ。

目黒「黒木アトリエ」隔年恒例の「FI2K4N2Y展」に参加致します。
会期は11月29日（金）→2日（月）　詳細は→HP NEWS


今春バズった「吐く人」他、新作の「悪魔」など、新旧取り混ぜ25点展示致します。


ここしばらく東京は雨模様との事ですが、皆様ぜひぜひお越し下さいませ。

地元のイベント「原始感覚美術祭」も無事終了致しました。
毎回「水」がテーマに含まれておりますので、作品タイトルは「水守」としました。
終了後snsで公開しておりましたが、blogの方にもメイキングと合わせてUP致します。


原案や原画を超える完成品を作るのは困難ですが、出来るだけ近づけるよう努力します。


まず地金の切り出し。


今回はガイドラインを浅めに蹴り彫りしました。


薄い金板をハサミで切り出し、5回くらいに分けてロウ付けします。


まず裏からかなりの所まで叩きだします。


その後、ヤニ台に固定して、普通の打ち出し技法で立体化していきます。


薄い落差の中でダイナミックな立体感が出るようにガンバリます。


背中の植物部分にも立体感をつけていき、追加する植物の座を蹴り彫りします。


目を入れる覆輪と追加の植物パーツを貼ります。


ロウ付け作業をすべて終わらせて、硫酸洗いしたら、
石留め→毛彫りで後は仕上げ


硫黄など使ってまっ黒けにした後、丁度いい加減に黒を落として完成です。


めっきりこちらは秋めいてまいりました。

今年で10周年を迎える「原始感覚美術祭」- 水のうぶすな　に参加いたします。
ここ2年国際芸術祭へシフトしていたりお祭りのみになってたりで、
お休みしておりましたが、今年は又、一点作品を展示致します。


【開催期間】
2019年8月24日（土）～9月1日（日）
【開催場所】
西丸震哉記念館、長野県大町市　木崎湖畔、信濃公堂、美麻爽風館、木崎湖POWWOW、大町市内ほか 

〒398-0001　　

長野県大町市平10901 

　
【問い合わせ】

NPO法人原始感覚舎（西丸震哉記念館内）

tell　0261-22-1436

e-mail　nishimarukan@bj.wakwak.com

→原始感覚美術祭のHP


秋の気配もちらつく今日この頃でございますが、皆様お誘い合わせの上お越し下さいませませ。

GW初日の事でございます。
突然電話で、イタリアのハイブランドMARNIの6月15日に行われる
ミラノコレクションss20のオファーがありました。
聞けばMARNIのアートディレクターフランチェスコ リッソ氏から直々のお話しとのことで、
ミラノミラノ詐欺を疑いつつもお受け致しました。


あり得ない納期の短さの仕事を気合いで受けてしまったのですが、
中間時点で想定外に右手にダメージが来てしまい、サポーターにシップで、
間に合わなかったらイタリアマフィアにエーゲ海に沈められる悪夢にうなされつつ、
人生で一番忙しい日々をヨレヨレながらやり抜きました。




今回髪を振り乱し、ヒゲもそらず、仕事と仮眠で2週間
完成時には少し痩せてスリムになりました。



基本お洋服のショーなので、僕の作品は小さくてよくわからないですが、
ランウェイ→marniとインスタグラム→動画
あと、Instagramから＠MARNIとか＃marniss20でもご覧下さいませませ。


このタイトな納期にデザインから原型の制作を完成させたことは、
オファーがあったラッキー以上に、
歳なりの自分の可能性を引き上げられた仕事になりました。

令和になってしばらく忙しい日々が続いておりましたが、
5年前に京都の迷える神々展でご一緒した玉野大介氏の作品展が、
ウチから結構近い松本市で開催されていて、早速鑑賞しに参りました。


松本にある「おっとぼけ美術館」は張り子の道祖神面など収集している所で、
「おっとぼけ」的企画やマニアックな企画展など開催していたりします。


昭和な私としましては、そこはかとなく「ガロ」っぽい空気が漂っていたような気が致しました。




氏の作品はグラフィカルで心霊写真のような持ち味が実に素晴らしいのです。


道祖神面はとても造詣深い趣で、
ずっと見ているとインスピレーションを得られそうに思えましたよ。


入館料もたったの￥200-とリーズナブルでオススメの作品展でございます。

若い時に描いた絵が出てきたので画像を保存したりしてる今日この頃
今年もwebでの販売ばかりで、リアル展示予定が年末までなかったのですが、


突然ご近所のオトモダチアングラコンビニのYショップさんから参加のお誘いを頂き、
出展することにいたしました。
今回参加することになった、Yショップンニシ・縁川商店は、原始感覚美術祭も
ご一緒させていただいている、知る人ゾ知るご近所のアバンギャルドコンビニで、
Yショップでありながら、アニメの聖地だったり、ライブやったり、
最近は結婚式までやってしまう多目的コンビニでゴザイマス。


夕方からは出張のごはん屋さんやLiveなども企画されてるみたいですよ。


連休の後半一日限りですが、ご遠方、ご近隣、皆様お誘い合わせで、
お越し頂けると幸いでございます。

ここ二日季節が戻って雪積もってたりしますが、スッカリ春めいて来ましたよ。
ところで、春の新作「吐く人」を
「売れないのが解っていても作ってしまう心意気をどなたか買っていただけないでしょうか？」
とコメントを付けてtwitterに投稿しましたら、「あっ」と言う間に
リツイートで広がり、ウワサには聞いていた「バズる」って状態が訪れました。
お陰様で大勢の方々にフォロー頂いたり、画像を多数お広め頂いたり。
あちこちのアクセスがあり得ない閲覧数になったりしています。
22金でゲロを作るのはサスガに多少躊躇したのですが、作って良かった一品になりました。


今後も売れなくても受ける作品が期待されそうでございます。