久々にメイキング

長井一馬

2019年09月05日 02:19


地元のイベント「原始感覚美術祭」も無事終了致しました。
毎回「水」がテーマに含まれておりますので、作品タイトルは「水守」としました。
終了後snsで公開しておりましたが、blogの方にもメイキングと合わせてUP致します。


原案や原画を超える完成品を作るのは困難ですが、出来るだけ近づけるよう努力します。


まず地金の切り出し。


今回はガイドラインを浅めに蹴り彫りしました。


薄い金板をハサミで切り出し、5回くらいに分けてロウ付けします。


まず裏からかなりの所まで叩きだします。


その後、ヤニ台に固定して、普通の打ち出し技法で立体化していきます。


薄い落差の中でダイナミックな立体感が出るようにガンバリます。


背中の植物部分にも立体感をつけていき、追加する植物の座を蹴り彫りします。


目を入れる覆輪と追加の植物パーツを貼ります。


ロウ付け作業をすべて終わらせて、硫酸洗いしたら、
石留め→毛彫りで後は仕上げ


硫黄など使ってまっ黒けにした後、丁度いい加減に黒を落として完成です。


めっきりこちらは秋めいてまいりました。

関連記事