久々にメイキング
地元のイベント「原始感覚美術祭」も無事終了致しました。
毎回「水」がテーマに含まれておりますので、作品タイトルは「水守」としました。
終了後snsで公開しておりましたが、blogの方にもメイキングと合わせてUP致します。
原案や原画を超える完成品を作るのは困難ですが、出来るだけ近づけるよう努力します。
まず地金の切り出し。
今回はガイドラインを浅めに蹴り彫りしました。
薄い金板をハサミで切り出し、5回くらいに分けてロウ付けします。
まず裏からかなりの所まで叩きだします。
その後、ヤニ台に固定して、普通の打ち出し技法で立体化していきます。
薄い落差の中でダイナミックな立体感が出るようにガンバリます。
背中の植物部分にも立体感をつけていき、追加する植物の座を蹴り彫りします。
目を入れる覆輪と追加の植物パーツを貼ります。
ロウ付け作業をすべて終わらせて、硫酸洗いしたら、
石留め→毛彫りで後は仕上げ
硫黄など使ってまっ黒けにした後、丁度いい加減に黒を落として完成です。
めっきりこちらは秋めいてまいりました。
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